企業主導型保育とは「会社が作る保育園」です。内閣府主導で、企業のニーズに応じた柔軟な設置・運営を支援する『企業主導型保育事業』がスタートしました。
これは平成28年度から始まった新しい事業で、保育所の柔軟な設置・運営を助成する制度を導入することによって、地域の保護者様の多様な就労形態に対し、仕事と子育ての両立を狙っています。
八幡宿駅前保育園はこの「企業主導型保育事業」として、2018年4月にスタートした新しい認可外保育施設です。利用定員は提携企業様の「企業枠」と、地域のご家庭が利用できる「地域枠」の両方を設けています。
- ①待機児童の解消
- ②地域の労働力確保
- ③女性の活躍推進
内閣府「仕事と生活の調和推進室」の発表によると、仕事をしていた女性の7割が出産を機にそれまで勤めていた職場を退職しています。そして、退職した女性の4人に1人は「働き続けたかったが、仕事と育児の両立が難しく断念した」と答えています。市原市でも待機児童が解消されておらず、働きたい女性が働けない状況が続いています。そんな今だからこそ、地域の企業・病院・お店など(以下 提携企業)と協力し合い、地域の働き方や暮らし方をより良くして行きたいと私たちは心から願っております。
※お住まい、お勤め先の市町村は問いません。
導入する企業様は、「自社保育園」という位置づけで利用でき、「自社保育園完備」や「企業保育園あり」などの表記をすることができるので、従業員採用の際に大きなアピールポイントになり、人材確保に役立ちます。働く側としても、あらかじめ保育園が確保されている状態であれば安心して就職できます。認可外保育園ですが内閣府所管事業として運営するので国から助成金が受けられ、保育料も一般の認可保育園並みになります。
提携される企業様の金銭的な負担はありません。(従業員様が保育料を全額支払う場合。)企業様の福利厚生の一環で、新規採用の優遇事項として保育料の一部もしくは全額を負担していただくことも、企業様側の都合で決定いただけます。
◎提携の条件
企業主導型保育は「子ども子育て拠出金」と呼ばれる税金が財源のため、提携企業様は子ども子育て拠出金を負担している(社会保険適用事業所)ことが条件となります。